臓器移植コーディネーター
日本では臓器移植の手術がしばしば行われています。重病や大きな事故で、臓器の機能が低下し、もはや改善が不可能なケースもあります。その場合には臓器移植によって治療する以外に道のないケースも出てきます。臓器移植には親族からの移植と、脳死状態や心肺停止状態になった人から臓器の提供を受ける方法があります。
臓器を提供する人をドナーといい、臓器移植を受ける人をレシピエントといいます。この両者の懸け橋になって、スムーズに臓器移植できるようにコーディネートする役割を担っているのが臓器移植コーディネーターです。
臓器移植コーディネーターは日本臓器移植ネットワークという所が採用試験を実施しています。受験資格は看護師を含む医療関係の国家資格の保有者であること、普通自動車免許を取得していること、24時間いつでも日本全国に出張や転勤が可能なものと決められています。募集人数も少ないので簡単に取得できない半面、資格があれば活躍できる場も広がります。